■実習生の受入が上手くいく為には

(1)適正な監理団体を選ぶ

 

 技能実習生の受入は、大企業の場合は、単独で受入が可能ですが、中小企業の場合は、団体で監理する方法、つまり、中小企業が監理団体(組合)に加入して、実習生を受入れます。

 組合員(会社)は、組合員資格(地域地区、業種)が適合する組合に所属し、外国人技能実習生共同受入事業により、組合員が共同で実習生を受入ます。

 

 監理団体が、外国人技能実習機構、入国管理局、労働基準監督署と企業との仲立ちになり、実習生を受入ます。

 実習生の受入が適正になされているか、円滑な実習が実施されているか否か、実習記録、毎月の賃金支払い、実習生健康状態の確認等を監理団体が実施します。

 

 例えば、建設会社さんが、実習生を受入る時は、地域地区、業種が一致して、建設業に強い組合を選ぶことが肝要です。  実習生の選抜から、入国後の実習(仕事)指導も、建設業に詳しい組合では、適正人材の発掘・育成にも優れ、建設の組合員さんの工事、業務の理解があるので、円滑な実習の継続が可能になります。

 

 

(2)適正な給料を払う(実習環境を整える。)

 

 実習生の給料ですが、現在ベトナムでは、作業人材の月給は、日本円に換算して約2万円ですが、実習生は3年から5年間に、300万円から500万円の貯金をしたいと考えています。

 実習生の給料の外国人技能実習機構指針で、同等の業務をこなす日本人同等の給料支給、最低賃金以上の支給で行います。 都道府県、業種で異なりますが、時間外勤務を含め額面月給16万から18万円、手取りで12万円から14万円を目標にしています。

 食費を控除して、毎月10万円は貯金したり、毎月10万円は家族に送金したいという希望を持っています。  最低賃金が低く、休日が多く、時間外勤務が少ない場合とか、実習生の給料から控除する家賃、水光熱費等の負担を少なくしてやり、手取りがあまり少なくならない様にすること肝要です。

 

 

(3)家族的な親身な対応をしてあげる。

 

 海外の若者、とりわけ実習生も家族思いの気持ちが強く、日本の受入企業、また、担当者が実習生に話しかけてやる。常に気にかけてやる。 実習生が頑張ったら、ほめてやる。 たまには、食事でも連れてやる。 わかりやすい言葉で仕事の指示をしてやる。 仕事に厳しく、人に優しい接し方をしてやると上手く場合が多い。 受入会社さんの方も、家族の一員が増える。 実習生も会社を日本の家族の様に思える様になる様に、受入会社さんも実習生に接すると何も問題はないといえる。